谷川岳 一ノ倉尾根

2002年3月20日(水)〜22日(金)
成田(チーム84) 小倉(記録)


 最近、気温の高い状態が続いたため雪質が悪く、今回メ一ンルートとしていた滝沢リッジに取り付くことが出来ませんでした。2週間遅かったです。
 前回、2月の時と同じJR水上駅に23時50分に待ち合わせてスキー場の立体駐車場で仮眠しました。満天の星空で今日の好天を約束してくれました。
 ただ明日の午後からは低気圧の接近で崩れてそのあと冬型になるとのこと、それで一日で終了できるルートを考え一ノ倉尾根に決まりました。
 2時間の仮眠ののち行動を始めました。一ノ倉沢で先行の5人パーティに追いつきました。東尾根に行くとのこと、結果的に今日、一ノ倉に入山したのは東尾根に5パ一ティほど、それに私達、一ノ倉尾根に1パーティだけでした。先ほどの5人パーティのリーダーらしき人が一週間前に一ノ倉尾根を登ったと言っていたので情報を仕入れました。ルートの核心は15メ一トルの壁の人工で5回ほど、アブミを架け替えるところだそうです。
 一ノ沢出合いを過ぎたあたりのリッジ状のところから取り付きました。稜線の手前30メートルほど雪はまったくなく、ブッシュをつかんでの急登でした。
 稜線に出ると、ほどよくクラストした雪が乗っていました。第一岩峰は、左のルンゼをダブルアックスで登り、ピナクル群を通り7メートルの懸垂を1回して雪壁を登ると核心の15メートルの壁に出ます。
 通常は一ノ倉沢側の側壁を登りますが、私たちは正面のルートに取り付きました。南向きで雪はまったく付いておらず、太陽が当たって岩は温かったです。
 成田さんは私にトップを譲ってくれました。このルートは人工の間にフリーが2手ほど入ります。思わず、手袋を外して素手で登りました。このピッチだけで2時間もかかってしまった。要修行です。そして、雪稜からトラバースして、優しいルンゼを200メートルほど登ると、5ルンゼの頭とのコルに出る。
そして、狭い岩稜を通り、一ノ倉岳への広い雪壁に登り、雪ピの張り出しの少ない所から、一ノ倉岳のピークに出ました。トレースのある国境稜線をオキの耳まで行き、西黒尾根を下降しました。登山指導センターで、土日の天気を調べると、やはり崩れるという予報でした。


3/20(晴/曇) 京田辺市14:00― JR水上駅23:40/24:00
  21(晴/曇) 駐車場1:00/4:30― 一ノ倉出合5:20 ―
          15mの岩場9:00/10:50 ― 一ノ倉岳
          13:00― 肩の小屋13:50/14:00
          ― 登山指導センター15:40〔泊〕
  22(曇/雨) 登山指導センター11:00―あやめ池20:30


(小倉)